清貧農民・杉山あきら 国会への道㉖ 欲しいのは「自由に使える時間」

街頭宣伝で「8時間働けば普通に暮らせる社会を!」と訴えながら、「なんてささやかな願いだ」とよく思うのだ。
今の日本の到達点がまだそんなところなんだ、という驚きがある。
8時間の働きでは未だに暮らせないということなんだからねえ・・・。
日本ほどの経済力があれば、とっくに週休2日で6時間労働くらいが実現しててもいいんじゃないか・・・。
自分の子供たちを見ていても、自由時間が無さすぎるなと感じる。部活から遅く帰ってきて、宿題をやって寝るという生活。
時短が進めば、人間は何をするだろうか、とても興味がある。
スポーツをする、自然の中で過ごす、読書をする、楽器を習得する、絵を描く、あるいは俳句をひねる・・・。いろいろな自己実現が可能になる。
働いて眠るだけの人生よ、さらば!
いや、ひょっとすればさらに働き続ける人もでるかも・・・。しかしその労働は、単なる金もうけの域を超え、「人類への貢献」みたいな様相を呈しているのでは。

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