清貧農民・杉山あきら 国会への道 59 藤岡さんのガッツ・元気をくれる本たち

午前中、村内のあいさつ回りをしていると、10時ころから暴風雪になってきた。
ホワイトアウト状態となり運転ができない。
パンフ類も濡れてしまうので、空き地に停車してしばらく様子を見ることに。
嵐はおさまりそうもなく、帰宅を決意。
午後からはまた稲川へいくことになっているが大丈夫だろうか・・。
藤岡さんに電話すると、当然のように「やりましょう!」との返事。
湯沢の補選は4月4日だ。現在、二人落ちの情勢。ひと月で数千票を固めなくてはならないとなれば確かに余裕はないと言える。
いや、自分自身もいつ解散になるかわからず、先の見通せない中で活動している。4月解散かもしれないのだ。
1時に稲川へ。
天気は奇跡的に好転していた!
藤岡さんの自宅とつながる靴工場をみせてもらう。ここで9人を雇用しつつ製甲作業をしていたが、コロナで人々が外出しなくなり、山形の親工場が閉鎖に追い込まれて、ここもいったん閉めなければならないそうだ。
立派なミシンが並ぶ作業場・・。実にもったいない!
チラシ、名刺をもって二人で歩き出す。
前回にも増してエネルギッシュに歩いていく藤岡さん。
「今日は100軒以上いけそうだね。」
しかしやはり途中から天気は逆戻り、雪がかなり降ってきた。
フードに雪が積もり、玄関に入る前に雪を払い落とすのが手間だ。
マスクをしているとこういう時メガネが曇って、こちらの表情がほとんど伝わらなくなるのが困る。でもご近所だけにみんな藤岡さんのことは知っていて、反応はとてもいい。
結局120軒ほど回って終わりにした。
藤岡さん、なんとしても返り咲きを成し遂げましょうね!
夜は読書。最近、刺激的な本にいろいろ出会えた。
やはり、秋田に移住をした時の原点、小規模で自然に則した農業というのは大事だなあと再認識。もうけ本位の経済成長路線は時代遅れであるばかりか、もはや害悪だ。秋田には大いなる可能性があるぞ!
今話題の「人新世の資本論」は大興奮もの!熱狂して読んだ。こんな正面切った、コミュニズムへの変革をせまる本がベストセラーというのが、僕にはうれしいサプライズだった。

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