まぶしい青空と春の日差しの中、村内をあいさつ回り。
一件目の若い奥さんが「お疲れ様です。がんばって!」と缶コーヒーをくれた!
なんて幸先のいいスタート!
この辺は村の中心地なので、奥の方に住んでいる僕のことを見たことのない人も多い。が、「五里台の杉山です」と集落名をつけてあいさつすれば「あー?ごりでぇだか?」と必ず反応がもらえる。
しばらく行って、家の前の雪を割っていたおじさんに会う。名刺を見ると、「お、杉山さんか!おめえの小学生の息子、将棋強ぇなぁ!村の大会で優勝したべ。」と言う。息子のおかげで話題がつながった。
「あれ、・・おめえ、日本共産党・・・?」名刺の党名を指さす。ああ、どうせ「この党名がない方がいいぞ」とかいうのかなと思っていると、「これよ、これ!オレはこの党が大好きなんだ!銭コは無ぇどもな。まともな党だよ。人だちは誤解してるなんだ。」と言う。
なんという良き理解者!!
その上、「もっと名刺よこせ。知り合いに配ってける!」という超うれしいお言葉。
今日は天気がいいので、みんな機嫌がいいのだろうか。
村で唯一のコンビニに立ち寄ると、「週刊朝日」が「菅政権を倒すカギは共産党」という大見出しを出している!共産党の強固な組織力と調査能力に大きな期待を寄せた内容だ。
こんなことを書いてくれる時代なのか!とうれしくなった。
午後はいつものように稲川の藤岡さんとの行動。
先日スタッフの会議をやってから一段と気合の入った藤岡さん。「二人落ち」と言われていた選挙情勢もどうやら現在「一人落ち」となったようで、さらにギアが上がってきた。
対話ぶりもハッキリ、丁寧な感じに変わっている。そして、グングンと歩きまくる。夕闇が迫ってきてもやめようとしない。
「健康のために散歩してるばあちゃんいるべ?コレステロール値やら下げようとして。おれら、相当健康になってるはずだよな」
「万歩計ほしいですよね」
「このスマホにそういうアプリ入ってねえかな。お!ここんちの盆栽、うーん、なかなかの枝ぶりだな、この松・・!」
藤岡さんは盆栽が趣味なのだ。
この日は結局5時半まで歩いた。
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