記者たちは怖い。容赦なく鋭い質問が飛ぶ。具体性なく曖昧にしゃべったところはみんな問いただされる。
結局会見は予定時間をオーバーして1時間ほどかかったのである。
灰になったかのように疲れてしまった。会見後の延々と続く写真撮影はもはや気力だけで立っているという感じ。
最初のカメラマンに「すみませんが、シャツのボタンがあちこち外れてますし、ネクタイもものすごく曲がってますので・・」と言われた時は落ち込んだ。「この姿で会見をやってたのか・・」もう笑うしかない。
3社のマスコミから「このわが社の経歴書に記入して返送してくれ」と言われたのにも驚いた。経歴書はもう配ってあるのに・・・。まあ、こっちは記事をお願いして書いていただく身分なのだ、と自分を納得させる。
村への帰途はまた軽トラだ。
まだ暑かったが、朝のような気分の重さはない。
家に着くと、驚きと激励の意の混じった電話が相次いだ。
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