清貧農民・杉山あきら 国会への道 51 「未来」を表現するボランティアたち

また娘を連れて2回目の雪下ろしボランティアへ。
今日の現場は十文字。
巨大な一枚屋根を12人で下ろしていく。
僕より若い人たちが多いので、エネルギー、スピードがものすごい!
しかしこちらも「雪のメッカ・東成瀬」の人間として頑張らねば、とオーバーペース気味でついていく。
十文字の果樹農家には学生ボランティアが集まって、折れそうなリンゴ、ぶどう、サクランボの木の掘り起こしをやっている。
それにしても、これだけの人たちが、自分のスケジュールを調整して、報酬も度外視して汗を流しているというのはすごいことだと思う。
みんな見た目に反して(失礼!)物静かで優しい人たちだ。
しかし彼らは行動を通じて大きなメッセージを叫んでいるのではないか。
みんなで助け合える世の中を取り戻したい、と。
自分たちはお金儲けのためだけに動くのではないんだと。
この資本主義の社会の中で、稼ぐことよりもっと大事なことのために行動したいという理想を、このように実践している若い人たちを見ると、これこそ未来の人間の絆のあり方であり、ここにこそジョン・レノンの「イマジン」の世界への道があるような気がしてきた。

0コメント

  • 1000 / 1000