清貧農民・杉山あきら 国会への道 52 新春のつどい、2か所!

仙北地区と由利本荘地区で開催された新春の集いに呼んでいただいた。
昨年末からずっと除雪作業に作業に追われながら暮らしていたので、ネクタイなどしめるのも久々だ。
一応ギターも持っていく。これがないと何となく不安に陥るのだ。
そう言えば何分くらいしゃべればいいか聞いていなかった。話したいことを書き出してみると、もう無限に出てくる。とりあえず12分くらいの分量に絞っておき、大曲までの車の中で何度かしゃべってみる。
待てよ、先日発効した核兵器禁止条約のことにちなんで「拝啓大統領どの」を歌いたいな、と思う。すると16分くらいか・・・。
会場に着き、すぐ地区委員長に時間を訊くと「ひとり15分」と言う。ほぼドンピシャだ。ちょっとキツイから急いでしゃべろう。
もう一人の弁士、藤本ゆりさんも到着し、「15分」と言われて「はい」と事もなげに言う。こういうところが経験豊富な人のすごいところだ。ちゃんと言われた時間でピタリと収める。しかもその日に見聞きしたことや、さっきあったこと、前の弁士がしゃべったことなどをすぐに取り入れたり、反応したりしながら、ちゃんと演説的なクリアーな口調・文体で自在に話せる。この域に達するのは本当に容易ではない。ボソボソ、ぶつぶつと話すのではないのだから・・。
会場で旧年中にお世話になった人たちの顔を見つけるのはうれしいものだ。だんだん心が落ち着いてくる。
しゃべり始めると、割と落ち着いてやれることに気づいた。大きく反応してくれる女性の聴衆がいるのがありがたい。今はみんなマスクで表情がわからないので不安になることが多いのだ。無理やり最後につっこんだ歌もまあまあいい感触だった。
参議院議員のいわぶち友さんのビデオ・メッセージもあった。まだ一度も会ったことがないので、いつかお目にかかりたい。
コロナ対策で1時間という短時間のつどい。終わるや否や昼食をあわてて食べ(てんぷら定食をおごってもらった。ゆっくり食べたかったが・・・)、すぐに本庄を目指して藤本さんの先導で車を飛ばす。
開演一分前に本荘の会場に到着。会場がプラネタリウムだったのには驚いた。
こちらもアットホームな雰囲気のいい集いだ。
自作という時事性のある歌を歌ってくれた人もいた。友達になりたいなあ。
帰りにはいろいろおみやげをくださる人がいてありがたかった。

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