今日は、我が家の大きな木を切り倒してもらった。
隣の家の屋根に枝がかかるようになり、雪下ろしの際など迷惑になっていたからだ。
友達のK君に頼んだ。
K君は横浜でシステムエンジニアをしていた人だが、過労死寸前まで働かされ、心身ともに不調となり、自然の中での仕事を求めて秋田に移住して来たのだ。
大潟村、雄勝町を経て東成瀬に来て、森林組合の仕事をしたり、みんなの求めに応じて薪割り、草刈り、雪下ろしなど「なんでも屋」的に働くので、とてもありがたがられ、村民の評判が高い。
今日は彼に山仕事を教えた古老のYさんも監督に来てくれて、実に手ぎわ良く、計算どおりの方向に倒してくれた。
その後は僕もチェーンソーで枝を刻んでいった。
枝の片づけは、子どもたちも総動員しておこなった。
山林の仕事、木の作業は後継者が少なく、K君のような人はとても貴重になってくるだろう。
第一次産業を粗末にしてきた国政のツケがここにも表れている。
しかしK君のように、都会に見切りをつけて田舎に移住しようという人は確実に存在している。
こちらの生活が持つ「本当の豊かさ」を発信し、支援と福祉を充実させ、最低賃金をアップしていけば、秋田で暮らそうという若者がどんどん出てくる可能性は大いにあるぞ!
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