清貧農民　杉山あきら　国会への道㉝　中身で勝つんだ！

午前中の街宣を終えて、近くの道の駅で昼食休憩となった。
駐車場に宣伝カーを停めようとすると、なんとすぐそばに自民党の宣伝カーがすでに停めてあった。
えらく立派なドでかい車！見れば、食堂への階段を上っていく9名のスタッフ。
ほとんどが若者。学生アルバイトだろうか。
みんなお揃いの青いウインドブレーカーだ。
「さしづめ、菅総理誕生のお祝いの宣伝ってとこだね。まだやってたんだなあ。」と地区委員長が言った。
僕が感じたのは、言うまでもなく「財力の違い」ということだった。
貧乏なので、どうもひがみっぽいのだ。
そんな僕の心中を察したように、地区委員長は言った。
「大丈夫。宣伝の内容で圧倒的に勝てばいいんだからさ！」